先生との会話 - スタッフブログ

2016年04月24日 [2016]

先生との会話

次の日の朝、外で煙草を吹かしながらufoでも飛んでないかなと空を眺めておりますと、 目の前の塀にカラスが一羽飛んできて止まりました。
「よぅ、おはよう」 えっ
「おはようございます。」
「この前ぇはびっくりさせちまって済まねぇな」
「いやぁ、本当に驚きましたよ」
「しかし何だな、この辺のやつはろくなもん食ってねえな。」うるせぇ
「やっばあれだよな、いろんなもんが値上りするし、消費税も上がったしな。そんでもって給料も安いとなると気の毒でしょうがねぇな」余計なお世話だが、よく見てんな
「ところで、なんとお呼びすればいいですか。」
「あぁ、先生でいいよ。」えっ
「先生、この前熊本で大きな地震があったのは知ってますか。」
「あぁ、知ってるよ。お前ぇ家のテレビは窓の外からいつも見てるからな。最近のテレビは音が聞こえなくても下に字幕が出てるからな。」
「そうですか」
「きのうも見てたぜ、子供がボランティアをやってるってな。クー、泣かせるじゃねぇかよ。子供らはよぅ、いつも怒られてばっかで褒めてもらったことなんかありゃしねぇ。それがよぅ、人様から「ありがとう。やさしいね」なんて言われたもんにはもう大変よ。いっちやうよ。調子乗っちやうよ。自分より重いもん運んじゃうよ。肩だけじゃ済まないよ。全身もんじやうよ。」
「そんなことはないと思いますけど」
「話の調子折るんじゃないよ」
「すみません。いやな話もありますよ、。空巣が増えているらしいです。」
「おぅ、そいつはいけねぇなあ。人間として最低だな。俺は人間じゃねぇから関係ねぇけどな。昔からよう、火事場泥棒って言って、いつの世にもいるもんよ。だがな、兄さん、いや、おっさん、そのうちツケが回って来てバチが当たるってもんよ。ろくな死にかたは出来やしねぇ。お天道様は見てるからな。なあ。お前ぇもそう思うだろ。」
「はい、おっしやる通りです。」
「地震てのはよう、よく気をつけてください、なんて言うけどよぅ。明日、大きな地震がきますよ、なんて誰も教えてくんねぇしなあ。来る来る言ってるとこにはちっとも来ねえし。要は用心しときなってことさ。明日は我が身って言葉もあるしな。」
「ほんとにそう思います。」
「おっと、いけねぇ。母ちゃんから早く帰ってこいって言われてたんだ。来月、子が生まれるからよぅ」
「大変ですね。」
「おぅ、そうなんだよ。これから忙しくなるからよぅ、そこでだ、ひとつ頼みがあってよう、ネットはゆるめでお願えしてぇんだ。袋が引き出しやすいと助かるんだ。じゃあ、頼んだぜ」
それは無理だな。
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページの先頭に戻る

エクステリア横浜オフィス